絶滅危惧種、新たに38種指定。環境省レッドリスト見直し

環境省によりますと、絶滅危惧種に新たに指定されたのは38種。
このうち沖縄県の西表島と石垣島、それに与那国島に生息するヤエヤマイシガメは、ペット用として捕獲され、急激に数が減っています。
また5年前に新種に認定された、新潟県の佐渡島に生息するカエルの一種サドガエルも新たに指定されました。
宮崎県の湿原に生えるホシクサの一種で、17年前に絶滅種に指定されたヒュウガホシクサは、最近再び生息が確認されたことから、絶滅危惧種に切り替えられました。環境省は、「土の中で長く休眠していた種が発芽した可能性がある」と分析しています。
長崎県の対馬に生息するシジミチョウの一種「ツシマウラボシシジミ」は、以前から絶滅危惧種に指定されていましたが、生息区域で増えた鹿がエサとなる葉食べ急激に減少。絶滅危惧種の中でも絶滅の危険性が最も高い「1A類」に分類されました。
絶滅危惧種の採取・生息環境の悪化がないように、レッドリストの周知をはかりたいとのこと。

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